Kobe Bryant …
今朝のニュースが、にわかに信じられませんでした…
コービー・ブライアント選手が、ヘリコプター事故で亡くなってしまいました。
享年41歳という若さでした。
コービー・ブライアントは、バスケファンでなくともその名前を知っている選手。
バスケ選手として最も有名なマイケル・ジョーダンは、NBAが日本で放送された当初から既にスターでした。
しかしコービーは18歳のNBAデビューから引退までそのキャリア全てを、日本からも見届けられた選手でした。
自分と同い歳ということもあって、思い入れの強いスター選手であり、どこか戦友のような気持ちで彼を観ていました。
ちなみに名前のコービー(KOBE)は、バスケ選手だったお父さんが神戸牛の美味しさに感動して「神戸」から名付けたんです。
そんなところでも、日本とゆかりのあるNBAプレイヤーです。
コービーの20年の華やかで長いキャリアの中でも特に語り草となっているのが、彼の現役引退となる最後の試合。
なんと一人で60点も取って劇的な逆転勝利をおさめたことでした(当事 37歳)
映画のような試合なので、興味ある人は動画でぜひ↓
半分はこれを観てほしくてこの投稿を書いているので。
『Kobe Bryant 60 Points in Final Game vs Utah Jazz』
https://youtu.be/GTJwoWHMEw0
上の試合では、Jay-Zやカニエ、スヌープ、ジャック・ニコルソンなどセレブも含めた会場のファンの大歓声に対して、終始険しい顔でプレイし続けたコービーの表情を観てもらえば、彼がどんな選手だったかが伝わると思います。
コービーは5回の優勝、2度の得点王、シーズンMVP、2度のファイナルMVPなど輝かしい経歴を持つ「NBAで最も偉大な選手の一人」と言われています。
しかしその偉大な経歴にも関わらず、彼を知ってもらうために誤解を恐れずに言えば、コービーは一部から「嫌われた選手」でした。
勝利への執念や得点することへのこだわりが強すぎて、ライバル選手はおろか、味方のチームメイトとまで確執を生むことが少なくなかったからです。
そんな彼についたあだ名が「ブラック・マンバ」。
その強烈なイメージを逆手に取って、Nikeがキャンペーンを打つほどでした。
しかし、もちろんコービーは本当の意味で嫌われていたのではありません。
ライバル選手や他チームのファンから恐れられ、ハングリーさを忘れないプロの選手としての最大限のリスペクトを込めて、「嫌われて」いた選手でした。
自分のコービーとの思い出を一つ。
僕は学生だった20年前に、LAまでレイカーズ戦を観戦に行ったことがありました。
当時は今みたいに便利じゃなかったので、NBAのチケット取るだけでも大変でした。
しかしなんと当日、観戦に行った試合でコービーはまさかの怪我で欠場‥。
一瞬だけ、僕もコービーが嫌いになった瞬間でした。笑
僕は中学生の頃からNBAが大好きでした
ジョーダン、バークリー、シャック、レブロン、ウェイド、ノビツキー、カリー‥
自分が本当に観たいと思った選手は生でそのプレイする姿を観てきました。
でも、コービーだけは最後まで生で観れなかったなあ…
本当に残念です。
今回の事件でさらに心が痛むのが、ヘリに同乗していた彼の娘も一緒に亡くなってしまったことです‥
世界中のファンからの声が届いて、父と娘を同時に失ってしまった彼のご家族の心が、少しでも癒されることを願うばかりです。
心よりご冥福をお祈りします
Thank you Kobe!